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固定資産税評価額から売却価格相場を求める方法

固定資産税評価額から売却価格相場を求める方法
固定資産税評価額は、不動産の売却価格相場を知るための手段の1つです。
固定資産税評価額は、不動産に課税する際に基準となる価格のことで、過去の取引価格や公示価格、路線価などから算出されます。
市町村によって定められており、不動産価格の種類も5種類あります。
参考ページ:不動産の固定資産税評価額とは何の価格?売る時の参考価格?詳しく解説
固定資産税とは
固定資産税は、所有する土地や建物、償却資産などの固定資産に対する地方税です。
毎年1月1日時点で固定資産を所有している人に課税され、納税は通常4回に分けて行われます。
共有名義の場合は、登記簿上の先に記載されている人に通知書が送られます。
納税期限を遅れると延滞金が発生するため、注意が必要です。
固定資産税評価額の決まり方
固定資産税評価額は、固定資産税の計算に利用される土地の価格です。
固定資産税の計算式には、固定資産税評価額(課税標準額)と標準税率が含まれます。
固定資産税評価額は、総務大臣によって告示された固定資産評価基準に基づいて決まります。
各市町村の長が定める基準であり、3年ごとに見直しが行われます。
固定資産税評価額を使って売却相場を求める
固定資産税評価額は、不動産の売却価格相場を把握するための指標となります。
一般的には、公示価格の7割程度を基準とすることができます。
ただし、実際の売却価格は個別の条件や需要と供給の状況によって変動するため、固定資産税評価額を絶対的なものとは考えられません。
不動産の売却を検討する場合は、専門の不動産業者に査定を依頼することも重要です。
不動産業者は物件の状態や地域の市場動向などを考慮し、現在の市場価格を正確に見積もってくれます。